強力なヘルプさん

「◎◎CN・・・って、CN先生ですか!? あの?CN?本当にですか?ニコニコ」 
3月のシフト表をFAXしたとたんにかかってきた先生方からの電話。
「そーよ。」 「ありがとうございますびっくり」  ・・とっても嬉しそう。良かった。

お仕事の終了連絡の時も「CN先生、来てくれるんですか?」と別の先生。
「そーよ。1月から頼んでおいたの。先生達が喜ぶだろうなぁと思って、秘密にしておいたのよ。」
「1月から?じゃ、社長。言いたかったけれど、我慢していたんですねラブ


土曜日(2/20)も面接をしていたが、保育士の採用は本当に厳しい。
某子育てサークルの理事さんからの情報でも、保育士が確保できなくて、本来の定員数のお子さまを受け入れられない園も多いという。
ある園では、資格さえ持っていれば、誰でも採用しているとも聞いた。

当社の先生方は、私の採用方針については何も言わない。私があまり面接しないことも、納得出来なければ採用しないこともよく理解している。
先生方には随時情報提供はしているので、状況は判っているだろうが、採用できていないなと判っていても催促もしてこないし、自分達の勤務がかなりハードになって来ても、苛立ちの言葉も、愚痴も聞いたことがない。

大した先生方だと思うが、それは、私への信用ほかならないのだと思っている。社長は絶対に諦めないはずだとか、必ず何とかしてくれるはずだという思い・・。だからこそ、こちらも簡単に妥協はできないのだ。

しかし、今年は厳しい。この厳しさはたぶん、確実に加速していくだろう。
ひょっとしたら今年の3月は乗り切れないかもしれない・・そう思っていたので、ちょうど1年前まで当社に在籍し、やむを得ず辞めざるを得なかったCN先生に、3月だけご協力をお願いしたいとお手紙を書いたのだった。

そろそろ届いたかな?と思った直後に、懐かしい声の電話を頂いた。
「お手紙、ありがとうございました。ぜひ協力させて頂きますびっくり
「〝あの方〟は大丈夫なの?」 「いい顔はしませんでしたけど、社長にはお世話になったので、私は行きます!って言い切りましたニコニコ

嬉しい。これは先生方が絶対に喜んでくれるわハート と思ったけれど、いつ何がどうなるか判らない。だから直前まで秘密にしておいたのだ。

3月が迫ってきて、先生方も段々心配になってきたのだろう。
幼稚園に進級する子ども達のお別れ遠足もやってあげたい。連れて行く子と、置いていく子と・・・。「でも、先生が大丈夫でしょうか?(足りますでしょうか?)」珍しく不安を口にしたKM先生の言葉を聞いたその直後、私は温めておいたシフトを先生方の元へFAXしたのだ。

当社のシフトの氏名の並びは、入社順になっている。
CN先生の名前は、以前の場所に入れておいた。短期のヘルプとはいえ、彼女は今でも大事な仲間。居場所は変わらぬそこにある。

電話の向こうで、先生方の笑顔が見えた。少しでも晴れやかな気持ちで保育をしてくれれば、子ども達にとってそれほどいい環境はない。
そして、CN先生にも、久しぶりのお仕事を楽しんでくれればなお嬉しい。
4月からは少し落ち着くはずなので、年度末を何とか乗り切って、たくさんの先生方の笑顔で子ども達を送り出してあげたい。


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