今日開園の保育施設で、先生方が子ども達の受入れの準備をしている頃、私は伊勢神宮に向かっていた。
会計事務所の主催で、研修旅行のお誘いを受けていたのである。
突然予定に入った開園のこともあったので、正直どうしようかしらと思ったのだけれど、20年に一度の式年遷宮。経営者としては、この絶大な神さまのパワーはぜひとも頂いておきたい・・ということで、まりちゃんを誘って出かけることにした。事前にやっておきたい仕事もあったり、何やかんや (ベルギー戦もあったしね

) で4時起き。寒い

そして、メッチャ暗い。
こちらの旅行、企画は〝株式会社東海トラベル〟さんだったのだが、さすが会計事務所が主催するだけあって、ちゃ~んと意味があった。
平成22年3月30日に経営革新計画に承認されているものだったのだ。
『歴史から学び人間力を高める人材育成のための旅行商品の開発 』
〝本居宣長の古典から学ぶ経営論と秋伊勢神宮の旅〟

こういう意味のある旅は大好きだ。
本居宣長記念館では、館長さんの講和を1時間30分ほど聞き、それがとっても面白かった。
浜松とはゆかりの深い人物ではあるが、背景にある松阪の街づくりからの説明を聞いて、本当に興味深く、見学と散策の時間がもっとあったら良かったなと思ったくらいである。
限りなく努力をすること、家業(本業)を大事にすること、諦めないこと、焦らないこと、継続することの大切さを学んだ。
松阪といえば、気になるのはやっぱり江戸期の豪商〝越後屋〟である。
越後屋は後に三越、三井家につながる財閥の基。
本居宣長ももちろんすばらしいが、現役の商売人の私達としては、三井家ゆかりの場所は確認しないわけにはいかない。

集合の時間が迫っている中、どうしても見に行こう!とまりちゃんと走った

美味しい松阪牛も食べた。伊勢神宮もお参りした。だけど1日が終わってみると、私にとってこの旅の一番のヒットは〝越後屋〟である。きっと私も明日から 『ワル』 になれるに違いない

伊勢神宮は、平日にもかかわらず多くの人。個人的な祈願はしない方がいいとのことでしたので、まずは世界平和を、そして、キャリア・ンに関わる全ての人達にちょっとだけ幸せを分けて下さいってお祈りをしてきました。
いい気分でブログを書いていたら、22:36 にまりちゃんからのLINE。
「かっちゃんの車の中にiPhone を忘れてきちゃったみたい

」
「どこにいる?(帰りは実家に送り届けたし・・。)」 「今は家です

」
「判った!確認して届けるから。この時間だから10分くらいで着くと思う。」
というわけで、パジャマのままiPhone をお届け

こんな1日のオチ。果たしてお伊勢参りのご利益はあるのでしょうか???