これならわかる。

浜松市のプレミアム商品券(騒動?)には全く興味がないが、全国には工夫して特徴ある商品券を発行している自治体がある。

例えば三重県。2016年に伊勢志摩サミットを控え、観光に今イチ課題があると判断した県は、その前に三重県を訪れる人を増やそうと全国に向けてプレミアム旅行券を発行した。
三重の良さを全国の方に認識してもろうというプロジェクトだ。
そのために交付金を使った。これが狙い通りで完売だったという。
これなら、全国の人が、地域にお金を落としてくれる。
 
例えば京都府。観光ありきの地域だけに、やはり全国に向けて観光に特化した商品券は販売した。
特徴的なのは、高齢者に焦点を当てたことだ。京都府は介護保険サービスを利用せずに満90歳を迎えた人に33,000円分のプレミアム商品券を無料で配っている。とってもいい試みだと思う。
http://www.pref.kyoto.jp/kourei-engo/130531.html

例えば福島県。プロスポーツの観戦に使えるプレミアム商品券を発行し、地域スポーツの観戦者増加の課題を解消しようとしている。
 
例えば茨城県。全国で初めて、航空券の購入用プレミアム商品券を発行している。地方空港の利用促進を目的としていると思われる。
http://www.city.omitama.lg.jp/7879.html

考えている自治体は、地域の弱みを認識し、課題と理解し、それを解消しようという目的で、この交付金を使おうをしている。
地方創生とは、こういうことから生まれるんじゃないだろうか?
『地方分権』の早期促進が大事!なんて言われているけれど、これだけとっても、各自治体には明らかな違いが表れている。
結局、地域の〝頭脳〟が問われるということです。
もはや自治体も〝横並び〟ではない。浜松市は大丈夫でしょうか。


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