お休みが終わると、一気に9月の様相になってきますね。アタマは3ヶ月先に飛んではいますが、仕事はなかなか追いつきません。

さて。お休みに入る直前、鉄棒のレンタルで再び同じことが起きたんです。
場所は全く同じ部位です。
こちらは新品を送りましたので、消耗による破損は考えられません。
「えっ?またですか?」
っていうのは簡単なんです。
配送業者に非があるのは歴然。
他人を責めるのは簡単なこと。その方が、自分の〝気持ち〟が楽でしょう。
じゃ、自分達は、以前にこういうことがあったということ認識していたうえで、同じ事態を回避するために、しっかりと特別な手立てをしたのか?本当に?ということを私は問いたいんです。
荷物が中で部品が泳がないようにしてあったのか?
このボルトは外して送っちゃいけなかったのか?
など、同じことを繰り返さないために、〝原因を追究し〟〝考え〟〝工夫〟〝改善〟できていたのか。
誰が悪くても、そこで責めてみても、お客さまに迷惑をかけているという事実は変わらないんですよ。何かの現象が起きた時に、その反省を自分に持ってこられるか?というのはとても重要なんです。
本当にこれで良かったのか?このやり方で良かったのか?と、とことん『自分(の仕事、やり方)を疑う』力と姿勢。
それが足りない。全体的にそう思いますね。
ある時、先生方が、セロテープで壁面飾りを貼ると、落ちてきてしまうと言ってきました。
「へぇ~。その保育室だけ壁紙が違うのかしらね?不思議ねぇ。それとも、すごく凹凸がある壁紙なの?」と私は言いました。
要は、貼り方が悪いんじゃないか?とか、セロテープをつける位置が悪いんじゃないか?とか、自分のやり方を疑いなさいということです。メッセージは伝わったでしょうかね。
仕事だけでなく、家事も趣味も全て同じこと。
結局ね、自分に反省を持ってこられない人は、何年経験しようが、何年勤めようが、何年教室に通おうが成長はしません。
時間を重ねているだけ。もったいないことですね。
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≪鉄棒破損における経過記録≫
2015.08.05 鉄棒発送
2015.08.07 破損発生 お客さまからの御連絡→配送業者へ連絡
2015.08.18
経過報告が初めて入る。しかし、不毛なやり取りの繰り返し。
部品の手配がつかず。部品はあるが、佐川急便との取引がないため、メーカーとしては請求書が上げられないと。
この手間、この時間の無駄。
だから、ちょっと気を付けておけば・・・・ということなんです。