確保

4/8(火)の静岡新聞の記事。
(地元の情報は、やっぱり静岡新聞が強いですね力こぶ
確保

本年度末までに、静岡県では400名前後の保育士不足が予想される。
それに伴い、潜在保育士の就職支援・相談・調整を行うということだ。
県内で400名ですよ!単純に割って東・中・西部で133名ずつ・・・汗
確かに、昨年度末の3月の時点で、浜松のハローワークが扱う保育士の求人がざっと50件 (50名ではないですよ!) 以上はありましたからね。
今年度はもっともっと厳しくなるだろうなぁと思っていました。
当社から派遣する保育士も、どんどん直接雇用にされちゃうし・・涙

これは全国的な傾向で、政府は保育士不足を補うために 「准保育士」 制度の検討に入ったとのこと。国家資格の保育士より簡単な試験や研修等で取得できる民間資格で、子育て経験のある主婦を登用していくとある。

私は 「准保育士」 制度には大反対である。
子育ての経験があると言っても、素人は素人。
〝保育〟と〝お世話〟は全く違うのだ。
プロの中に素人が入ってくると、どんなにペースが乱されることか・・・。
戦力にならないことは目に見えている。(当社はすでに経験済み)
ちょうど昨晩、派遣先の認可園の正社員になった子と話をしたところだ。
「私は反対です。だって、今は保育士の資格を持っている人だってちゃんとしていないんですよ!そんなところに素人が入ってきて、子ども達をどう指導していけるのか疑問です。保護者にも子ども達にも責任持てません。」 

一部では、保育士の待遇をもっとよくするべきだという声もあるようですが、
そのためには保育士自身ももっとスキルアップしないと・・。

そんな中途半端な資格を新設するよりも、私は 幼稚園教諭免許状を有する者における保育士資格取得特例制度 を強化するべきだと思っている。
以前から言っているが、幼稚園教諭経験者(及び、保育士無資格者)の保育士転換を積極的に促した方がずっと有効である。絶対だ。
特例対象者は指定施設での一定の経験をクリアしていることが前提だが、ということは、彼女達は間違いなくプロである。
そして私の採用経験によると、幼稚園教諭経験者は、保育思考・人柄・スキル・・色々な意味で非常に整っている。特に計画性においては抜群だ。

当社にも、特例対象者がいる。昨年から 取得特例養成施設 を検索してきたが、ようやくこの地域で受講できることが判った。
すぐに問い合わせたら、まだ詳細は決まっていないとのこと。しかし、厚労省から予算が出るはずなので、実施することは確かだろう。対象者には書類を渡し、必ず受講するように、それまでの準備についてすぐ指示をした。
もちろん会社としても、様々な援助はしていくつもりだ。

当社では、今後、特例制度を十分活用することを前提に、即戦力となる潜在保育士の確保を進めていこうと思っている。


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