どこまで?

ネットショップのサイトを見ると、注意書きがこれでもか!というほど書いてあるものがある。美しくないなぁ。見にくいなぁ。と思うのだが、運営者のその気持ちもよーく判る。
消費者がとにかく読まないのだ。理解力や創造力も感じられない。どうしてなのかとっても不思議なんです。

当社も、レンタルショップのwebサイトを持っているが、今年は1月から今までの間で64%がキャンセル。
・レンタルだと思わなかった。(1商品ごとに書いてあるよね。)
・送料がかかると思わなかった。(かからないわけがないよね。)
・年会費が必要だと思わなかった。(書いてありますけどね。)
・個人情報を出すのはイヤ。(一体どこに送ればいいの?)

でも、お客さまがそう思ってしまうのは、こちらの表現にも問題があるのだろうと思い、少しずつ修正は施している。
ただ、あくまでも不特定多数の顧客を求めてはいないので、正しく理解し、納得して利用していただく方を前提に。

まず、カラメルサイト経由の殆どの方が、レンタルと思っていないため、カラメルとのリンクは止めた。手間がかかりすぎる。
レンタルと送料表記アイコンを作成。嫌でも目に入るようにした。
トップPに、レンタル前に必ず読んでいただきたいページを案内。

それでもダメ・・なんですよね。
先日、トランポリンを借りたいとネット注文してきたお客さま。
送料案内をしたメールの後すぐに、電話がかかってきた。
「えっ?送料かかるの?」
「商品ページに、大型商品のため別途お見積となっていますよね。地域によって異なりますので、追ってご案内する旨記載してありますが。引取りサービスのところはお読みいただいていますか?」
「メール(自動配信)には0円って書いてある。だから注文したのに。(これは屁理屈注文後に送られるメールでしょ。)送料掛かるんじゃ高いじゃん。キャンセルして。借りない、借りない。」

イヤイヤ、往復送料が3,000円以上(税込)かかるお品を、なぜ1,620円(税込)でレンタルするというのでしょうガーン 
普通に考えても判ると思いますが・・・。商売ですよ、商売。
こんなことが多発するので、未だにカード決済は致しませんの。

お客さまに、一体どこまで親切(過保護?)にすればよいのか。
書きすぎても読まないでしょ。文字が多いのは、いいことない。

でもね、本当にレンタルしたい!と考えている方々は、事前に必ずお問い合わせか電話を下さるんです。中身が変更できるかなどの相談や、適応年齢、タイムスケジュールとか、発送先など。
だからその辺で判断しますね。

「バレエの発表会に下の子を預けられる託児室を作りたいんです。ベッドをプラレールに変えて頂くことは可能ですか?」
「夏休みの帰省時にお願いしたいのですが、いつまでに予約をすれば大丈夫ですか?小5なんですけど、使えますか?」
「北海道で結婚式をするんです。子ども達が遊べるスペースを作りたくて。お薦めはありますか?ホテルまで発送してくれますか?」
「高齢者の発表会でCUPS!をやりたいんです。難しいですか?」
「クラスで紙織りを使いたいんです。データは頂けますか?」

こんなお問い合わせには真摯にお応えしたい。
単なるモノ売り、モノ貸しの商売はしたくはないと思っていますし、お客さまへの親切はサービスの内容で示したいですね。

だから・・・・まっいいか。このままで。


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