昨日12日から衆院で審議入りした労働者派遣法の改正案。前回は凡ミスが多かったために可決に至らなかっただけなので、今国会ではほぼまとまるであろうと思われます。
新聞も各紙大きなスペースを割いて記事にしている。今回の改正案で、期間制限を取り払うことにより、正社員の派遣労働者への置き換えが進み、低賃金で不安定な労働者がますます増える・・・と反対派は言っているようですが。
根本的に観点が違うと思いますが。私は。
本当に派遣法の問題ですかね。
派遣が全部悪いんですかね。
遡って言えば、かのリーマンショックの時、当社の派遣スタッフ達は、誰一人として雇止めにならなかった。当社のスタッフをそのままにしたいからと、正社員を転勤させて下さった会社もあるのだ。
そして、特に中小企業に配属したスタッフ達は、いい頃合いで正社員になっていく。(大手は確かに厳しい。これは本当に厳しい。)
先日の立入指導の時にも申し上げたが、私が選んだスタッフ達にクレームがついたことは、基本的にない。だから雇止めにもならなければ、スタッフ達が正当な理由なく辞めることもない。
要は、派遣制度のせいなのではなく人の問題。それと、何度も言っていますが、正社員改革と抱き合わせでやらないとダメです。