皆さまの職場も同様かと思われますが、とにかく忙しい1日でした。
休み明けはこれだから辛いですよね
さて、当社では4月下旬頃からある託児所のことが話題になっている。何が?・・・って、コンセプトや印刷物、価格の設定の仕方などが、クローバーにとても似ていると言うのだ。
託児所だから、保育園とは役割が全く違うと思うのだけど・・・・うん・・・まぁ、確かによく似ている。色もグリーンだしね。従業員が気になっていたことのひとつに〝業界初のチケット制!〟と謳っていることがあった。
「クローバーはチケット制でしたよね。」 「何となく感じ悪いですよね。」
今もなおクローバーをこよなく愛している我が従業員の気持ちも嬉しかったし、微笑ましい思いで聞いていたが、私は言った。
「マネされちゃうなんて、クローバーもすごいじゃない!それだけ意識されているっていうことよ。有り難いじゃん。でもね、形あるものは簡単にマネできるけど、見えない中身まではマネできないからね。」
そういえば、この託児所のことは保護者の方からもお話を聞いたな。
私が会社を立ち上げたとき、先輩の経営者から 「前の会社に挨拶に行った方がいいよ。一応、競合他社になるんだし・・・。」 と言われた。
挨拶に出てきた当時の部長は、私が差し出した挨拶状を放り投げ、私の名刺を目の前で破ったものだ。もちろんちょっとイヤな気持ちはしたけれど、そのとき私は思った。〝あれっ?私って意識されちゃってる?
だって、どうなるかも判らないできたばかりの弱小会社に対して、この露骨な敵意 (嫌がらせ?)。大人気ない・・・というより、思いっきり意識しちゃってるよね?普通は 「頑張ってください。」 等と社交辞令で終らせるところだろうに。どう考えても同じ土俵じゃないでしょ。
何でもそうだが、意識されるということは有り難いことだ。
尊敬、共感、憎しみ、競争相手。それがどんな形であろうとも。
誰の心にも引っ掛からず、誰の気持ちにも寄り添わず、誰の意識にも残らず、存在自体が認識されないことほどつまらないことが、この世の中にあるだろうか。