あるサービスを検討しようと思って、資料請求をした。
すぐにメールが来て、資料をダウンロード。結構な量があったので、これは集中して読まないと・・と思い、横によけておいた。
資料をダウンロードして5分後。早速の電話だ。
「資料請求をありがとうございます。いつ頃導入予定ですか?今ですと、5,000円分の◎◎(ナントカ)がお客さまに・・・」
要は、何らかの費用をキャッシュバックするという話だ。
この手の話にはウンザリしている。何でも目の前に人参をぶら下げればいいと思っている、まこと下品なやり方だ。
「あっという間に電話がかかって来るんですね。当たり前ですが、資料はまだ読んでいませんし、まずは、資料を読んでわからないところなどはありませんでしたか?じゃないんですか?」
おそらく、この子は内容なんて全く知らない。
ただただマニュアル通りに、資料請求した客にセールスの電話をする役割を与えられている〝機械〟だ。相手にしてもしょうがない。
この会社に関われば、こういう反応をするのは目に見えていた。
お客さまに考える余地を与えず、いきなり畳み込むクロージング。
お客さまとの信頼関係の構築など面倒だし、関係なきもの。
ただただ顧客を獲得するためだけの刈取り式の営業である。
刈取り型は、売ればその後のことなんてどうでもいいからね。
いまだにこの手を使っているということは、乗っかる愚かな客がいるということなんだろう。消費者も賢くならないとね。