日曜日の19:30、ME先生からの電話。
「本社の電話とFAXが使えません。ネットワークが切断されているとメッセージが流れるんです。日報などは、明日の朝の先生に引き継ぎました。」と報告を受けました。
週明けにこれはキツイ

・・と思い、お休みのこの時間に申し訳ないと思いながらも、RTくんに一言メールを入れさせて頂きました。
月曜日の朝、やっぱり電話はつながらない。インターネットもNG。先生方と携帯で連絡をしながら、「FAXも送れません。」「ダメか。。一時的な停電だったらいいなと思ったんだけど。」と話しているところに、
「おはようございます!どうですか?」と始業前にRTくん登場

色々と確認をして、NTTやFAX関係者などに、テキパキと連絡と状況報告をしてくれました。ネットワーク関係はRTくんが担当。
その合間にも、取引先やクライアントから携帯に連絡が入ります。「今日、会社どうした?つながらないけど・・。」
RTくんはじめ、皆さんのおかげで、午前中には全てが無事に復旧。
原因は大元のコードが、棚の圧に負けて摩耗し、引きちぎられてしまっていたことでした。
「今回は大目にみますが、これはこちらの過失になってしまい、次回からは料金が発生することがありますので注意して下さいね。」とNTTのお兄さん。見えないところの部分なので、過失と言われてピンとこなかった私ですが、すぐに対策を講じました。
にしても、月曜日、しかも当日のお願いでこのスピーディーさはちょっとすごいのではないだろうか。
以前の台風の時みたいに、1日ダメかと覚悟していました。
なんといっても、RTくんのフットワークの良さと、適切な判断、関係者への正確な状況報告に尽きる。
通信関係の営業はいまだに熾烈で、当社にも電話が絶えない。
「電話機の裏の番号を見て下さい。お安くなるかもしれません。」
「余分に料金を払っているかもしれないので、診断しますよ。」
だけど、こういうことがあって思う。
私は、いざという時のこの対応にお金を払っているのだと。
それがモノの値段の価値というものである。
つい最近の初商談で、「お安くしますよ!」という相手に、「私は値段を知りたいのではありません。あなたは何を、どの精度で、どれだけのことができるのかを聞いています。目的を果たしていただけなければ、いくらお安くても依頼は致しません。」と言ったばかり。どうせなら、僅かなお金でも納得して払いたい。
NTTのお兄さんからは、夕方再び電話を頂いた。
「その後、無事に使えていますか?」その心遣いに、改めて感謝。