自力で稼ぐ

風邪をひきまして。鼻水、のどの痛み、せき、熱・・だるいです。
おまけに、目がかゆい。アレルギーかな。昨年もちょうどこの時期だったわ。そしてこの気候。急に暑くなっちゃって疲れる。
というわけで、いくらでも眠れそう。

さて。最近とても気になることは、NPO法人の多さ。増えてもいるが、少し経つとなくなったりもして、何だかちょっとわからない。

NPOとは『民間非営利組織』のことだが、「非営利」とは、利益を上げてはいけないという意味ではなく、「利益があがっても構成員に分配しないで、団体の活動目的を達成するための費用に充てること」と、日本NPOセンターのHPに書いてある。

『利益を得て配当することを目的とする組織である企業に対し、NPOは社会的な使命を達成することを目的にした組織であるといえます。』とのことだが、使命を達成するにも資金力が必要。
そこに、NPO法人の問題があるように思えます。

例えば。子育て支援関係の補助金案件に応募したりすると、採択される団体の8割程度がNPOが占めるというのが現状。
つまり、補助金を収入源としているNPOが多いということだ。
企業の代表や役員のポケットマネーとか、母体となる会社があったり、行政にすっぽり取り込まれている団体もあるけれど、そういう団体ばかりでない。(それも他力ですけど。)補助金がなくなると途端に立ち行かなくなってしまうというパターン。多いですね。

10年前から、「それでは絶対にダメ。『自力で稼ぐ』システムをつくらないと!そして、会員には相応の報酬を払う。NPOは〝民間団体〟なんだから・・・。じゃないと、絶対に続かない。」と、私に何度も何度も言っていた人がいる。それがイーランチの理事長、松田直子さんだった。彼女からは、たくさんのことを教えて頂いた。
今でも尊敬している〝お姉さん〟の一人だ。

『自力で稼ぐ』この感覚が段々失われてきているような気がする。
特に若者に。大学生の頃から、様々な社会活動に精を出している最近の若者たち。ボランティアも一生懸命する。
立派だと思うし、若者が人のために働くその姿には感動する。
しかし、その気持ちの満足だけで終わってはいけないと思うのだ。
学生の時のボランティア感覚で社会に出てきてもらっては困る。

本当の社会貢献は、『自力で稼いだ』お金の余力でこそ成り立つ。
奉仕の精神と共に、経済の流れとしくみも知るべきであろう。
理想は、自分で稼げるようになってから語りなさい。
やりたいことは、自分が稼いだ金でおやりなさい。と思いますが。


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