昨日から、訳あってヨロヨロなんです。月曜日なのに。休み明けなのに。
さて。色々な人の仕事の仕方を見ていると、大きく二つに分かれると思う。(もちろんある側面での話ですが。) 課題を与えた時に、
①〝これをやりたい!〟という自分の意思を持って仕事をする人。
②能力・環境などを考えて、できる範囲内の中で何とかしようとする人。
何かをしようとする時の、思考の〝起点〟が全然違うんですね。
①の人は、自分のスキルや時間よりも、まずはやってみようという動機で動くので、苦労も多いし、失敗も多くて、見ているこちらもヒヤヒヤするけれど、やり切ることを繰り返すうちに、確実に実力をつけていく。
(今、まさにこういうタイプの子がいて見守り中。とっても頼もしいです

)
②の人は、アレがないからできない、やったことないからできない、これは苦手だからやりたくない・・という内向きな消去法で、できる (好きな) ことしかしないから、結局何年いてもできることが限られている。
出来そうなことしか見ていないから、視野も狭い。精度も低くなっていく。
どちらがいいのかは自ずと判ると思うけれど、最近は②のタイプの人が圧倒的に多いですね。(だから、生産性が最下位になるのよ。)
一体何が原因なのか?と考えると、HN さんとの会話を思い出すのだ。
年始のご挨拶に来てくれたHN さんは、珍しく嘆いていた。
小学生のお嬢さまが、異常に〝失敗を恐れる〟ようになったのだと。
「叱られることを異様に嫌がって、だから、失敗しないように、間違えないように・・って行動するんですよ。自分ができることしかしない。
でも、それではダメなんですよ。間違えても、失敗してもいいから、色々なことに何度もチャレンジして、頑張って、やっと何かができるようになるから嬉しくって、それが自信になっていくのに・・。
どうしてこんな風になっちゃったんだろう。将来が心配になります。」
でも、これって大人もそうじゃありません?仕事だけじゃありませんよ。
例えばお買いもの。例えばレストラン。身近なもので考えたら解りやすい。
〝失敗しないように、失敗しないように〟って、過剰に調べあげて、過剰に他人の口コミを気にしちゃって・・。人と一緒なら安心っていう感じ?
自分の目や意思を信用できなくて、判断の一部を他人に依存して、そのくせ評価だけするの。
みんなが評論家なんだよね。そうそう、②の人は愚痴も多いのが特徴。
仕事の話と買い物のお話。
私的には非常につながっているのですが、ちょっと判りにくい・・ですかね。
つまり、失敗を恐れない人が少なくなっているということ。
だから、自分の意思もないし、得られることも少ないし、何も生まれないし、発想もないということ。 まっ、いいです。
・・・・今日は、話の詰め方が甘かったな。ヨロヨロのせいだわ、きっと。