出勤準備をしながら時間を確認するために流している朝の情報番組。
その中で司会者が発した言葉に私はちょっと止まった。
話題は、高校生が留学に消極的だ・・・という話題だった。
詳細はこちらでご確認下さい
日経のパスワードをお持ちの方は、全部読めます。
http://www.nikkei.com/access/article/g=969599969381
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その理由は、「面倒だから」 が38.5%で、調査対象の米国、中国、韓国の中で1番。そこで、司会者が言った言葉。「日本の高校生は恵まれているのに意欲がないということですね。これは残念ですね。」
それに対して、私が突っ込みたかった言葉

「イヤイヤ。恵まれているからこそ意欲に乏しいんだって。」
今どきの子は、何でも整っている。まず住む場所は確実にあるし、子どもより周りの大人の数の方が多いから、モノも十分与えられるし、手も、目もかけられ過ぎている。
自分自身が何とかしなくとも、頑張らなくても全く困らない状況にあるわけで、そんなに充足した生活をしている子が、わざわざそこから出て、新しい何かにチャレンジしようとする気持ちが生まれなくとも当然だ。
だって今のままで暮らしていけるもの。
人は何かが満たされないからこそ意欲が沸き、考え、工夫し、努力するものだ。常に満たされている状態にいる人間は、考える力もないし、努力する力も失う。だから挫折に弱いのだ。
判りやすいのは東電の値上げかしら。
競争もない独占した市場の中で何の不自由もない企業活動をしていた東電。今回のアクシデントに対して、結局たいした手立ても打てなかった。日頃から市場開拓の努力もしていなければ、そのために工夫する必要もなかったからだ。自己で考えられないから、身を切るという当たり前の思考も働かない。ゆえに、「値上げは事業者の義務だ」 等とわけの判らないことを平気で言えちゃう。それが世の中的には頓珍漢なことだということも判らない感性が本当にうらやましい。
留学に意欲的になれない高校生 (を代表とする子ども達の意欲の乏しさ) と、東電。その背景にあるものは同じである。
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現在子育て中のKR 先生が、実家に帰ったので・・・と持って来てくださった、お土産の〝生サブレ〟。
埼玉で老舗だというKR 先生お気に入りの
梅林堂さん というお店のもの。とても美味しかったです
KR 先生はクローバーで看護師としてお仕事して下さった先生。退職した後も何かと気にして、関わってくれていて、いつも 「お疲れさまです

」 と言って来てくれます。
お子さまは今月1歳になる男の子。バリバリお仕事をしていたKR 先生もステキでしたが、子育て中のKR 先生も変わらず美しいです
KR ちゃん、オムツのカンパもありがとうねー。