
通販大手のニッセンホールディングスが
人事・経理の一部を中国の大連にアウトソーシングしたという番組 を見たのは昨年のこと。
そしてこの流れは止まらない傾向にある。
Windows95 が出て、世のオフィスが一気にOA 化した時と同じ位の覚悟と危機感。あの時も、ホワイトカラーの仕事がどんどん無くなっていく感があり、それはまもなくその通りになった。
今や競争相手もグローバル化。
付加価値が生み出せない日本人は、どんどん仕事がなくなっていくだろう時代がすぐそこに来ている。
マニュアル化できるルーティンワークは人件費が安いところに流れ、マニュアルでは手が届かないサービスや技術を提供できる人だけがそれなりの給料をもらえる仕事を得ることができるのだ。
会社ではなく、肩書きでもなく、己の武器は何なのか?
私達はいま、真剣に問うことを迫られているのかもしれない。