供給が市場を決める時代

ごきげんよう

2014年06月11日 07:54

昨晩は、『静新21世紀ビジネス塾2014』 へ。今年は全3回。
毎年楽しみにしているものの、昨年はうっかり申し込みを忘れるという失態をしでかしたので、今年は抜かりなく

いつも思うのだが、この講演(セミナー?)の内容は本当に良い。
参加者にもっと女性と若者がいてもいいんじゃないかと思うのだが、いつもオジサンが大半を占めるところが残念だ。勿体ないと思う。

初回の昨日のテーマは、〝逆風を追い風にできなかった企業〟。
講師はいつもの、『日本でいちばん大切にしたい会社』 の著者 (こちらのシリーズも、4巻まで行きましたね。)坂本光司先生です。
私が、坂本先生が好きなのは、企業経営の小手先のテクニックやノウハウを絶対言わないところだ。〝人として正しい道〟を繰り返し説いている。
いつもブレずに同じことを言っている。
先生の話を聞くたびに、私は引き締まる思いと、自分のやっていることの確認をする機会を与えられる。だから行く。

今回もたくさんのことを学んだ。坂本先生は言っていた。
「企業にとって大切なのは、人間の命と生活を守ること。」 なのだと。

そして、これからの時代は、安モノが良い時代ではない。
安モノがいい人は、大企業が手掛ける大量生産品を買えばいい。
そして、需要が市場を決めていた時代から、供給が市場を決める時代に移行している。つまり、お客さまは目の前にいるのに、会社側の都合で対応できない事態に陥ることがある。それが企業の存続を左右するのだと。

心当たりはある。
確かに私達は、今まさに、経営の転換を求められているのかもしれない。

関連記事