男性の力

ごきげんよう

2013年12月19日 07:32

女性のリーダーや、経営者と話す機会が多い。悩みを聞いたりもする。
内容はよく理解できるし、納得もする。たいてい似たようなことだからだ。
だから私は、女性には相談しないことにしている。悩みが同じということは解決にはならないということ。共感され、愚痴になり、無駄である。

女性経営者の悩みは、たいてい細かい。そして目先のことに拘っている。
私だって同じだと思う。だから違う考え方が欲しい。
男性は、原因をつくる問題点を適切に見抜き、枠組みから変えようとする。
ハッと目が覚める。大胆で驚く。十分参考にはなる。でもちょっと怖い。
助言を受けて、あとは自分がやるか?やらないか?だけである。

日本の経済活動は男性を中心に回っている。経団連の役員一覧を見たら一目瞭然だ。それがいいか悪いかは別の議論が必要だが、しかしこれがれっきとした今の現実である。ならば、女性である私達はその中で生きていかなけばならない。柔軟に。しなやかに。
私の経験上、女性経営者はとかく女性で固まろうとするが、この男性のパワーを活用させて頂かない手はないと思うのだ。

考えてみれば、私が会社を設立して以降、男性の経営者、管理職の方々に助けられ、可愛がられ、支持されてここまで来たと実感している。
設立時に派遣元をすぐ当社に切り替えて応援してくれたのは、全て男性支店長だった。「派遣会社はどこだっていい。支払先が変わるだけだから。」
初めて企業内託児所を請け負うきっかけを作ってくれたのも、男性管理職の方だった。「やってみなよ。」 経験がなかった当社を信じてくれた。
そして、私が面白そう!やりたい!と思う仕事を提案してくれるのは、いつも男性だ。「畑違いだと思う。」 と引く私に、「何言ってんだ(笑)」 と。
取引先の担当者も 「キャリア・ンさんは僕が!」 と言ってくれる男の子達に、変わらず助けられている。話も早いし、頼りになる。

私が会社をつくるときに、女性経営者の先輩方が3名、当社に出資してくれると申し出てくれた。有難いと思ったし、ひとりでの船出は確かに不安だったが、それは全てお断りした。お金を出すということは、口も出すということである。女性が固まるとろくなことはない・・直感で判っていた。
最近でいえば、樫木裕美さんのカーヴィースタジオがいい例である。

私はつくづく思っている。
女性経営者ほど、ビジネスパートナーには男性を選択した方がいい。
誰にでも臆することなくズケズケものを言い (これも私が女性だからこそ許されていると思っている。)、宴会の誘いには一切乗らず (お酒も酔っ払いも嫌いだからね。)、別に媚びるようなこともできない (そんな武器も一切ないし。) 私でも、十分相手にしてくれるものだ。
男性の持つ持久力、構築力、計画性、実行力。私は真に尊敬している。

昨日は、またまた県庁へ。
今週は2回目。
大好きな本館の議員控室にて商談。
中はこ~んな感じ。
昭和の匂いがして、落ち着きます。
有意義な?情報交換ができました。
ただ今、資料を作成中です。

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