2008年12月12日 00:49
「シュガー社員」から会社を守れ!
シュガー社員 とは過保護に育てられ、
自立心に乏しい若手社員を砂糖の甘
さにかけていう言葉なんだそうだ。
特徴は、
①自己防衛本能が高く、権利意識が強い
②世の中の出来事に疎く、仕事のヒント
になるような本を読まない
③人に迷惑を掛けても何とも思わない。(自分だけが大事)
④幼稚で攻撃的
⑤退職間際にゴタゴタと問題を起こす
・・・・・・ん
これって、若手社員だけの問題じゃないんじゃないのと私は思う。
例えばアラフォー。
私自身がリアル世代だから自信を持って言えるが、これほど世の中に甘やかされた世代はないだろう。
まずは〝女子高生ブーム〟から始まり、それはそのまま〝女子大生ブーム〟になった。社会に出るときには、バブル全盛期。誰もが複数社から内定をもらい、企業は私達を逃すまいとあらゆる〝接待〟をした。卒業旅行をプレゼント された人もいれば、何度もお高級ホテルでの食事会 にご招待を受けたりもした。
当たり前のように〝正社員〟でお勤めし、たいした仕事もせずにちやほやされ、海外旅行 にレジャーに華やかなOL 生活を謳歌した
私なども、大手企業にいたこともあるが、「女の子はそこまでしなくていいよ。」「女の子なんだから早く帰りなね。」と何度言われたことだろう。
OL はなんてつまんない立場なんだろうか・・・と不満に思ったものだ。
反面、そんなOL 生活が気に入っていた人達も多かった。貧弱な仕事ぶりのままの心地よい正社員生活。
果たして今、彼女達の立場がどうなっているか・・・・。
しかしまた、今度はアラフォーだと時代が彼女達を持ち上げ始めた。
挙げ句、オトナになりきれない、夢見がちなオバサンがそこにいる。
シュガーは若い分、素直で、色もない。
会社側が時間を掛けてきちんと労務管理&教育を施せば、大きく化けるコトだって十分ある。
バブルはじけたあとの、失われた10年間に学生時代を過ごし、就職戦線を戦ってきたシュガーたちは、ある意味厳しさを知っている世代だ。
アラフォーの私がシュガーたちに学ぶことも多い。