嬉しかったこと
昨年の5月2日。ある女性が当社に飛び込み営業にやって来た。
『仕事』 に特化して子育てママを応援したい。そのためのフリーペーパーの発行を計画しているので、広告をいただけないか?ということだったと記憶している。創刊は7月。
その女性は、参考になる書類を持っていなかった。
フリーペーパーのイメージも、広告の金額や大きさの表も。
何も判らないのに、広告を出して下さいはない。
「何か・・、どんな冊子か判るような何かないのですか?」 と聞いた私に、恥かしそうに出したのは手書きの絵コンテ (設計図) だった。
広告の金額表は、あとからメールで送られてきた。
何かを立ち上げようとするには少し詰めが甘いな・・と思った私は、その時玄関先で対応した。
その際、子育てママの就業に積極的、または支援している会社があったら紹介してほしいといわれ、それでも・・と思って、当社のクライアントを紹介した。本社の課長にも口利きをして、連絡を取れるようにした。
しかし、その後どうなったのかの連絡もなく、冊子のお届けもなかった。
そのことは残念だとは思ったが、一方、私は何となく〝この人は意外とやるのではないか?〟とも思っていた。
すっかり忘れていたが、今週の月曜日に彼女から電話を頂いた。
話は別件だったが、「そういえば、あれからどうなったの?ちゃんと取材できた?冊子も持ってこないで・・・。」 とちょっと冗談ぽく言ったら、「行っても宜しいんですか?それであれば、すぐに伺います」 と。ん?
火曜日、4冊の冊子を持って彼女はやってきた。
「失礼して申し訳ありませんでした。」
聞けば、私に怒られて尤もだと思ったし、でも、ちゃんと実績を作ってから再び挨拶に来ようと思っていたとのこと。
「本当です!少し恐かったので、昨日電話する時もドキドキしました。」
私は嬉しかった。
彼女の顔はすっかり仕事をする人の顔になっていたし、恐かった私のところにも逃げずに来てくれたし。
もちろん、今回は中で接客した。
頑張っている人は好きだ。
特に女性は応援したくなっちゃう
〝この人はやるのでは・・〟と思ったことも間違っていなかった。
たくさん話もできて良かったし、ますます頑張ってくれたらもっと嬉しい。
ママジョブネット代表のAS さん。また会おうね
皆さま、フリーペーパー 『バンビーニ』 もよろしく。今は7月号かな。
追伸:クローバーの保護者の皆さま、業務連絡が入っています。
(こんにゃくづくり)
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