弱小の誇り
朝、唐突にかかってきた、あるクライアントさまからの。
「他県でキャリア・ンさんと同じ職種でお仕事をお願いしている会社があるのですが、契約書が
〝派遣契約書〟ではなく〝業務委託契約書〟になっているんですよ。これは、いいのでしょうか?」 浜松市に本社を置く、大手優良企業の総務の方からだった。
そのクライアントさまからのご依頼は、あくまでも
〝派遣〟である。その会社がどうして
〝業務委託契約書〟にしたのか、答えはひとつしかない。さすがにそこまでは言及しなかったが、契約書に記載されている部分の確認を数点させていただいた。
「法律上、
〝派遣契約〟と
〝業務請負(委託)契約〟は明らかに異なる契約です。先方さまに確認した方がよろしいと思います。」
「そうですか。HP などを見ると、
大手さんだと思うんですけど・・・」
あららっ 私の地雷踏んじゃったねー
大手さん・・だから・・・
「そうですねぇ。でも、大きな違反したりするのも
大手さんだったりするんですよねー 」 じゃ、私に聞かずに直接聞いたらいいじゃん
当社は、遵法にて営業することにはこだわっている。また、どんなクライアントさまであっても、あくまでも公平な取引をする。これは当社のポリシーとして、HP にもきっちり謳っている。そこは譲れない。法律の前に、大手さんも弱小もない。
情熱大陸で取り上げられていた
水戸岡鋭治 (工業デザイナー) さんの言葉を思い出した。
「世の中、案外フェアプレイだよ。思った以上にフェアプレイだよ。」 私もそう信じている。
※ 5/10(日)水戸岡鋭治さんの回はとってもいい内容でしたねー
< 語録 >
◇アーティストとデザイナーは全然違うのもので、自分の思っている事
を作っている訳ではないんです。あくまでも。
“売らんがためのデザイン” ではなく、“使うためのデザイン”。
“いいデザイン” ではなく、“正しいデザイン”。
◇新しいものを作るということは、何かを犠牲にしなきゃできない。
◇我々は作れる特権があるから、楽しめるわけですよ。それで、とりあ
えず何とか救われてるわけですよ。 ほか。
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