2013年05月21日 07:34
私が20数年前に勤めていた某マスコミ系のカルチャーセンターの先輩と会ってゆっくり話す機会があった。
今は、『子ども講座』 の空前のブームなんだと言う。
「最近の親はね、内容は追求しないの。習い事をやらせているだけで満足なんだよね。だから、(講座を) つくるだけ来る。そのかわり辞めるのも早い。最初はそれでいいのかな?って思ったけど、考え方によってはラクだよ。こっちも拘らないし、ドライにやってる。」
軽く衝撃だった私。私が担当していた頃は、親ももう少し真剣だった。
何回も見学して、自分の子どもにあったものを・・・と相談も受けた。
子どもが嫌がっても、「続けることも教育の大切なひとつだから。」 と言って、泣いている子を 「お願いします!」 と置いていくこともあった。
つくづく何でも〝軽い〟時代になったものだ。
それで子ども達の中に一体何が残るというのだろう。