官僚たちの夏 最終回

ごきげんよう

2009年09月21日 00:38

日曜日の夜の楽しみだったドラマの最終回。日本の繊維産業の国内生産縮小という犠牲と引き換えに沖縄返還を果たすところでドラマは終わった。

「私は天下りしない!」と言って次官を辞めていった〝ミスター通産省〟風越 (佐藤浩市) の姿、「行政を頼りにした自分がバカだった」と言って、自分の会社を売り渡した岡谷織物の社長 (桂ざこば) のことば、「弱い者に泣き寝入りをさせるだけなら政治も行政もいならいじゃないか!」という庭野 (堺雅人) セリフ。
どれも胸に染みました。ドラマの中の官僚たちは、国を、国民を思う熱い思いにあふれている人々ばかりだった。

今の行政の目線は、私たちとは遠いような気がする。
ゆめパパさんのブログより
http://boraburogu.hamazo.tv/e1822663.html

それにしても、これほどいいドラマのなのに、視聴率は悪かったらしい。役者もみんな良いし、内容も濃いのになぜなんだろう。どの世界でも、良いものが評価されるとは限らないんだな。


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