2009年09月07日 00:16
少し前の記事にはなるが、税理士法人坂本&パートナー理事長の坂本孝司先生の 「企業発展の秘訣」 は胸に染みた。
〝企業はその経営者の器よりも大きくならない〟という内容だった。〝企業成長〟と〝経営者の器〟との関係に決着をつけなければ、本物の企業発展はない。〝経営者の器〟というのは、利己心の大きさに反比例するもの。だと、坂本先生は書いている。
なるほど。言い得ている。人は、特に経営者は 「自分が。自分が。」 と、自己中心的な考え方になりがちだ。どれだけ多くの人の価値観を取り入れ、どれだけ多くの人の気持ちを受け入れ、どれだけ人に任せられるか・・・。これは私が今一番出来ていないことなのかもしれない。
自己中心の考え方を捨て、お客様のため、従業員のため、地域社会のためと精進努力する経営者にだけ、本物の企業発展が約束されている。と記事は結ばれている。
100年に1度という不況の中で生き残っていくために、経営者は常に夢と理想と現実の中で悩んでいる。そんな中にあってもなお、利己心を捨てられる人はどれだけいるのだろうか?